8.OEM・ODM商品制作代行

OEMとは他社ブランドの製品を製造すること、またはその企業である。
これだけだと少し分かりにくいので、簡単に説明すると商品を作っている会社に別の会社のロゴやメーカー名を付けて製造することです。
分かりやすい例がコンビニのセブンイレブンで売っている「セブンプレミアム」というシリーズ商品です。
パッケージを見るとセブンイレブンのロゴがあり、一見するとセブンイレブンの商品に見えますが、裏を見ると「販売元」はセブンイレブンになっていますが、「製造元」が違う会社になっています。
ODMとは委託者のブランドで製品を設計・生産することである。
OEMでは商品は同じで、パッケージを変えるだけでしたが、ODMは商品のデザインや素材と言った「設計の変更」も入ります。
商品の品質を良くしたり、色を変えたり、素材を変えたり、機能を追加・変更したりする場合はODMをします。
OEMではパッケージは変えれても商品はそのまま同じになりますが、ODMをすることで唯一無二の独自の商品を作れるようになります。
ODMをすることで差別化が出来るようになります。お客様はあなたのお店から買うしかないので、他社よりも高く商品を売ることが出来ます。
最初から品質が高い商品、人気がある商品であればOEMだけで十分ですが、品質を変えたり、自社独自のカラーや機能を付けたい場合はODMをするというように分けて依頼します。
ODMを依頼する場合、「設計の変更」と聞くと難しそうだったり、専門的なように感じるかもしれませんが非常に簡単に作る方法もあります。
普通に依頼する場合は設計書や細かい指示書などが必要なこともありますが、簡単な変更であればそこまで用意する必要はありません。

OEM・ODM商品を作る手順

作る商品が決まった、どのようにOEM・ODMするか決まった、という方は早速制作を始めたいと思います。
それではOEM・ODMはどうしたら作れるのか、について解説をしていきます。
OEM・ODMを作るには商品の制作を工場に依頼する必要があります。
交渉内容は色々な内容がありますが、大体以下の内容になると思います。

• 制作が可能か
• 最低製作数はいくつか
• 料金はどのくらいになるのか
• 納期はどれくらいになるのか
• サンプル制作は可能か

他にも細かい部分や、商品によってはもっと交渉内容はありますが、最低限これくらいは交渉に必要となります。
この交渉次第で料金や納期、製作数がかなり変わってきます。